楽しく生きる、カッコよく生きる 
mamalive Interview
ティーライフ&ヘルスコンサルタント 宮原昌子さん
宮原昌子さん
宮原昌子さん



1971年大阪生まれ。大学卒業後総合商社に勤務、1996年結婚退職。1996年〜2002年まで家族と中華人民共和国上海市に在住。上海中医学大学にて推拿師(中国式マッサージ)の免許を取得。その後薬膳講座、中国茶を学ぶ。帰国後、中国茶販売店にて通 訳・バイヤーの仕事を経て、自宅にて中国茶・紅茶などのサロンを始める。中国労働省和社会保障部公認資格 高級茶藝師、TALK認定テーブルコーディネーター、薬日本堂認定漢方アドバイザー、紅茶コーディネーターの資格を持つ。5歳の男の子のママ。

宮原昌子さん 宮原昌子さん  

明るいリビングのテーブルを囲んで宮原さんのお茶の講座は開かれている。お伺いしたときはちょうど中国茶の日。各生徒さんの前には宮原さんの入れたお茶とそれに合わせたお菓子が置かれている。室内には静かに中国の音楽。生徒さんはとてもリラックスした雰囲気で、宮原さんの話にときに笑い、質問をはさみながら熱心に耳を傾けている。

「お茶をただ飲むだけではなく、飲む環境・音楽など五感すべてでおいしさを感じて欲しいと思っていたんです。お茶を楽しむというくつろげる空間を共有したくて、自宅でお茶の講座を始めました」という宮原さん。中国茶との出会いは結婚をして家族で住んだ上海だった。
「中国では生活とお茶はセットなんですよ。普通に『この食べ物にはこのお茶』と組み合わせたり、体調に合わせてお茶を飲み分けたり。あまりにも自然に生活の中に溶け込んでいるので最初はその魅力に気がつきませんでした」

上海での最初の一年半で中国語をマスターし、以前から興味があったという中医学を学ぶため大学に通い、推拿師(中国式マッサージ)の免許を取得する。中国での生活が2年くらい経ったとき、薬膳、中国茶へと目が向いていく。
「中国は世界で唯一大学に茶葉学部があるくらいお茶に熱心な国なんです。奥深いんですよ」何ごとにも一所懸命な宮原さんは中国茶の世界にのめりこんでいく 。

帰国後「何か中国茶の仕事に関わりたくて」中国茶専門店にパートとして勤め始める。
「最初は茶葉詰めをしていたんですよ(笑)。そのうちお店の人から直接中国からお茶を仕入れたい、と相談されて」中国語ができる宮原さんが通訳をするようになり、上海に住んでいた経験を活かしてバイヤーとしての仕事も始めるようになる。「週に1、2回の仕事がいつのまにか毎日になり、いつのまにか中国のお茶園を回って自分でお茶を仕入れるようになっていました(笑)」

宮原昌子さん
 
茶器セット

中国茶のおいしさをみんなに伝えたいと思ってはじめた仕事だったが、少しずつギャップを持ち始める。「お店の方針で自分があまりおいしくないと思うものを勧めなければならないことが多くなって。ちょうど健康茶ブームがきて、お店の方針も変わって」
お店をやめようか、と考え始めた頃一軒家を購入することになる。
「タイミング的には偶然。家を買うんだったら自宅でお茶を教えたらいいんじゃないかと思いつきました」

カルチャーセンターでお茶を教えたこともあるが「会議室のようなところでただお茶を飲んでも、本来持つおいしさを伝えきれない」と思っていたという。
「自宅だったらくつろげる空間でお茶の魅力を伝えることもできるし、子どものいる人でも託児をつけてあげることで習いにも来てもらえますよね」
ご自身もママである宮原さんは、子育てだけでは行き詰ってしまうことも自分の時間を持つことで解消されることが多いはず、そんな人に外に出る時間を作ってあげたい、と思っていた。

実際、習いに来る人のほとんどが主婦。小さい子どもがいる人も多い。
「お茶を習いにくる、ということで子育てオンリーではない自分の時間を持つことができます」なかには中国茶を始めたことをきっかけに中国語を勉強し始めた人もいるとか。
「たった週に1回一時間半でも、みなさん、顔がいきいきしてきます」お茶を通して前向きになる、何かを見つけるきっかけになっているのが何よりうれしいと宮原さん。
「習うというと堅苦しいので、そのお茶の持つバックグラウンドなどを親しみやすく話すように心がけています。バックグラウンドを知ると、自然とお茶をおいしく入れられるようになるんですよ」

現在ではレストランやカフェのお茶のコンサルタント業務などにも関わっている。「自宅だけではそこに来る人にしか教えられないので、もっと外に出てお茶の魅力を伝えていきたいと思っています」
人に教える立場として常に世間の情報にアンテナを張っているという。「雑誌も新聞も大好き。自分の時間も大切にしたいし、家族との時間も大切にしたい。欲張りなんですよね」
宮原さんの明るさはまわりにパワーを与えてくれる。元気になっていくという生徒さんの気持ちがよくわかる。

2005.11.14
 
お茶
 
Q1. いま一番やってみたいことは?(仕事・子育て以外で)
一人旅。 お茶の産地を訪ねてみたいです。
中国茶だけでなくインドやスリランカなど紅茶の産地にも行ってみたいな。

Q2. 健康や美容で気をつけていることは?
仕事柄、お茶や漢方、
食べ物と飲み物の組み合わせなどは自然とやっています。
あとはよく寝てよく食べて、ストレスをためないこと。

Q3. 最近読んだ(観た)お勧めの本(映画)は?
江原啓之の一連の本。
友達に勧められて読んだのですが、
心の持ち方とか気の持ち方などが参考になりましたね。

Q4. お気に入りの一品は?
小岩井農場「雪のまきば」(ココナッツクッキー)
ウーロン茶によく合うんですよ。
黒いおたべ。ニッキではなく黒ゴマで少し中国のゴマに似ているんです。
息子も大好きで今のマイブームですね。

Q5. 気分転換の方法は?
自己流ストレッチとマッサージ。
マッサージの資格を持っているので、
自分で疲れたときはつぼマッサージをしています 。
◇宮原さんの主催するEspacio生活空間サロンのページはこちら >>