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mamalive Interview
株式会社プライムタイム 本村真理さん
本村真理さん
本村真理さん


1969年神奈川県横浜市生まれ。大学卒業後、第二電電株式会社(現KDDI株式会社)に入社。上場準備室に所属し、株式上場業務に携わる。その後、情報システム部に所属し、社内システムの企画全般 に携わる。1999年、KDDI株式会社を退職。衆議院議員秘書として、代議士の秘書業務全般 を担当。結婚、出産を経て、約1年半の専業主婦を経験。2003年、現在の株式会社プライムタイムを設立する。5歳の女の子のママ。

本村真理さん 本村真理さん  

「お受験」――。幼い子供を持つ女性なら多少なりとも関心を引く単語だ。有名私立小学校の受験、またそこへ入れるための幼稚園受験、どちらもママたちの間だけでなく、現代の社会現象のひとつとまでされている。そんななか、幼稚園、小学校受験の情報コミュニティサイト「お受験ナビ.Com」を2005年3月に立ち上げた代表取締役の本村さんはこう語る。

「“お受験”という響きよりも“真面目な学校選び”と思っていただければいいと思います。どれくらい子供の環境や将来について考えているかどうか。実際に子供の受験を通 して子供への接し方、教育、環境などを親がきちんと見つめなおすいい機会になると思います。ミーハーな動機で受験させても合格はしないそうですよ(笑)。私がこのサイトを立ち上げたきっかけは、当時、私のまわりの女友達の会話は、ほぼ“お受験”オンリーでした。私も感化されて娘の学校選びを真剣に始めたところ、ただの噂や間違った情報が溢れていて、どれを信用していいのかわからない状態でした。本当に正しい情報を得るためにこのサイトを立ち上げようと思いました」。  

1年間の会費1万2千円で、会員数は約1600人。掲示板には“お受験”を控えた人はもちろん、受験に合格した人、失敗した人からの書き込みもある。なかには意地悪な意見や誹謗、中傷もあるのでは?と思いがちだが、いたって前向きな内容だとか。
「会員制のためか、こうしたネットの掲示板的なところでありがちな無責任な悪口とかもなく、前向きに子供の将来を考える品格のある方が多いです。それには、運営しているこちら側が驚いています」

 そもそも本村さんは、このお受験ナビ.Comのサイトを運営する前に、シチュエーション・マーケティングと本村さん自身が名づけた販促活動をする広告代理業をメインとする会社として設立した。
「シチュエーション・マーケティングと言うのは、ありがちな年齢や人のタイプでターゲットを区別 するのではなく、その場所、シチュエーションで人のニーズは分類できるのではないか、と思ったのです」。
たとえば、海外旅行をする人が空港で旅行会社から受け取る旅券やガイドの入ったビニールポーチの中に日焼け止めのサンプルやチラシなどを入れる。当時は誰もやっていなかったこの販促活動方法は、化粧品会社や旅行会社に評判を呼んだ。「苦労という苦労もあまり感じない性格で」と笑う本村さんだが、このプランを実施するために、あらゆる旅行会社に何のつてもなしで回る、一からの営業活動だけは大変だったそう。このとき、お子さんは1歳半から2歳という一番手のかかる時期だったはず。
「子育てと仕事の両立は大変でしょうとよく言われますが、主婦だけをしていたときの方が時間を持て余して、自分自身も鬱々としていたような気がします。それに仕事は時間の範囲内でやるようにしていますから残業はしません」と本村さんは言う。

本村真理さん
 
お受験ナビ.COM


 本村さんは、さらに次へと新しいビジネスにも意欲的だ。6月には「週末農業ナビ」(仮)という都会人のための畑での土いじりを目的としたサイトを立ち上げる予定だそう。これも「もともとは『お受験ナビ.Com』で得た情報がヒントなのです。受験で学校側からの質問項目に、『土の下と上で育つ野菜の区別 』というのがあったのです。都会の子供は土をいじる機会や場所も少ないから、わからない子が多い。知識だけでなく野菜や果 物を育むという情操的な教育にもいいな、と。子供だけでなく、コンクリートに囲まれた都会で働く大人の癒しを目的にした土いじりを提供したくなって・・・・・・」。

独身時代は海外旅行が大好きだった本村さんが、旅行者への販促活動を仕事につなげ、出産後は子供の将来を考えるための「お受験ナビ.Com」のサイトを運営し、さらに食育や余暇の充実に目を向けて「週末農業ナビ」のサイトと、本村さんの好奇心は、どんどんビジネスとして展開されていく。

「私の仕事のアイデアは単純に“いま自分の欲しい情報”です。溢れ出ている情報の中から自分が本当に使いたい!と思える情報を提供する。そうしたなかで共感してくださる方がいればいいな、と思っています。最終目標は、学校を作ること。社会体験ができるアフタースクールみたいなものから作っていければいいですね。とにかくいまは子供を持つ女性に有意義なサービスを提供していきたいと思っています」。

話は元に戻るが、気になるお受験での合格者の共通 点はどこですか?という問いに「お母さんが精神的に自立している人。そして同姓から好かれている人」という答えがかえってきた。「子供の受験とはいえ、要するにママとパパ、両親の“お受験”なのです」と、意味の深いお答えでした 。

2006.6.12
●「お受験ナビ.Com」ホームページはこちら>>
 
本村真理さん
 
Q1. いま一番やりたいことは?(仕事・子育て以外で)
週末農業ですね。宣伝みたいですけど(笑)。
作った野菜でバーベキューがしたいです。

Q2. 健康や美容で気をつけていることは?
整体。
代官山アドレス内にある「ベアハグ」という店で骨盤のゆがみを治すものです。
きつかったタイトスカートがスッとはけてびっくりしますよ。

Q3. 最近読んだ(観た)お勧めの本(映画)は?
ドロシー・ロー・ノルトの「子供が育つ魔法の言葉」。
子育てはもちろんですが、「子供」の部分を
「部下」や「上司」に置き換えて読んでもいいそうですよ。

Q4. お気に入りの一品は?
赤坂にあるフレンチ・レストラン「シェ・マン」のメニュー、
ブータン・ノワール。ソーセージをじゃがいもで包んである絶品です!

Q5. 気分転換の方法は?
田舎の方に行くこと。軽井沢とかもよく行きます。
雨が降ると家の中でパン作り。
晴れの日は、自転車で近所の散策などもしています 。