「もともとはコンプレックスのかたまりで・・・」16歳でミス日本に選ばれ、20歳の時には準ミスワールド日本代表と華やかな過去を持つ長坂さん。今でも美しいスタイル、ルックスの彼女からの言葉は意外だった。ミス日本を受賞時のファイナルで30名ほど残ったライバルを見ると、自分よりより良い面ばかり目についた。「たまたま運よく選んでいただいて・・・」そう思いながらも長坂さんはなぜ自分が選ばれたのか自分なりに研究してみた。そして「人の美しさってなんだろう。人に与える印象ってなんだろう。美しさって外見だけではないのではないか。」と自分自身に問いかける。
結婚後、ご主人の転勤のためインドで3年間暮らす。このとき長坂さんが感じたことは、周りにいる人たちのしぐさや振る舞い、表情が素敵だったこと。「自らの表現力が素晴らしくて、美しさの本当の意味を知っているなと思いました。」いろいろな国々の方と接し、触発され「仕事がしたい」と思い始める。
帰国後、仕事への道は厳しかった。大学卒業後すぐに結婚。職歴なしで資格もない。モデルの仕事はしてきたがモデルや女優の仕事には元々興味がなくその道は考えなかった。一般事務の仕事も年令でひっかかってしまう。「子どもが小さかったので家庭に支障のない仕事がいいなと思ったんです。インドでお菓子を習っていて帰国後もお菓子教室に通ったので、家でお菓子教室でを開こうかなと考えました。サロネーゼのはしりだったかも・・・(笑)。」でも自分らしくないと疑問を持つ。そして自分にしかできない何かを探し始める。
「16歳の頃から続けているウォーキングと姿勢だったら誰にも負けないと思ったんです。なぜならコンプレックスがあったから。しぐさや歩き方をすごく研究していたの。それと海外生活で感じた“自分自身の表現力の必要性”」自分が納得して人生を歩む様が美しい。歩き方やしぐさでその人の生活が分かる。女性としての振る舞いを見つめなおせる。素敵な服を着てもまとう人が、どういうしぐさ、振る舞い、姿勢をするかでその洋服の価値もあがる。ウォーキングや姿勢の重要性は深い。
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