楽しく生きる、カッコよく生きる
mamalive Interview
株式会社ベアーズ 高橋ゆきさん
高橋ゆきさん


1969年生まれ、東京都出身。都内の短大英文科を卒業。IT関連会社に就職。その後業界誌の出版社に転職。23歳の時、香港特集を出版する企画で約1ヶ月半香港に滞在。24歳でご結婚。香港に魅了され26歳の時、香港の商社に転職する。4年後帰国し、家事代行・ハウスクリーニングの株式会社「ベアーズ」をご主人と共に設立。小5の男の子、小3の女の子のママでもある。

  高橋ゆきさん  

笑顔がとても魅力的な高橋ゆきさん。妻、母そして50名の従業員の信頼を受け、専務取締役として忙しい毎日を送っています。「気分転換の方法は・・・常に新しいことをして気分転換しています。」と人生を楽しんでいる様子。「高橋ゆきの人生は“幕の内弁当”なんです。日々喜びと嬉しさと悲しさと怒りと・・・一日に全部入っているんです。」

23歳の頃、出版会社の企画で約1ヶ月半滞在した香港でのことでした。「なんてアグレッシブでポジティブなエネルギーがいっぱい詰まっている場所なんだろうと感激したんです。ココは私にぴったりだって思いましたね(笑)。その時は3年後、香港に住むことになるなんて夢にも思いませんでした。」人生は自分が選べばその通りになると感じた瞬間でもありました。

結婚後、26歳で香港の商社に転職した時はご主人も同じ会社に転職。お腹の中には赤ちゃんも・・・。「妊娠が分かった時、ポジション降格か帰国をせまれるという思いからなかなか上司や同僚に伝えられなかったんです。Aラインのワンピースを着て体形を隠したりしていました(笑)。でもその時の社長さんが『子どもを産むとより深い良い仕事が出来るんだよ』と前向きな話をしてくれて・・・。自分の心がけとビジョンをしっかり持っていれば妊娠はすべてプラスのエネルギーを持ち込むから、不安に思うことはないとも言われましたね。でも『働くママになるならメイドを雇いなさい』と言われた時はかなり戸惑いました。家の中のことを他人にさせるの?お金を出して家事をさせるなんてぜいたくじゃないかしら?と思ったり…。でも彼女(メイドさん)がいてくれたおかげで、主人にも寛大になれたし子どもにはいつも笑顔のママでいられて『自分らしく』仕事を通じて社会に貢献できました。」 香港は共働き夫婦が多い。でも、女性はキャリアを積みながらも確実に家族も作り、その上キレイに働いているとか。そのベースの力になっているのが“メイドさん”。「あなたは私の家事のパートナーよ」とメイドさんとの信頼関係を構築していくことによって、自分にとって最大の味方でもあり良いバランスを取るための大切な存在になっていったそうです。

帰国後、2人目を妊娠していた高橋さんは香港からオファーがあった仕事をする予定になっていました。1人目を妊娠していた香港のときにくらべると東京という住み慣れた街に不安はないはずでした。「香港で利用したメイドのシステムが東京ならきっとあると思っていました。でも探しても探しても香港では普通にあったサービスが当時の日本には存在しなかったんです。当時あったのはお掃除専門のハウスクリーニングとビルメンテナンスの会社ばかり。私が求めていた日常の掃除から始まって買い物や料理、洗濯にアイロンがけ、お子様のこと、ペットの世話、植物の手入れなど一般の家庭でのママのお仕事代行をしてくれる“家事代行サービス”の専門業者はありませんでした。」

高橋ゆきさん
 

 

 

 

 

 

 

 

ベアー

 

 

女性が社会に出て自分らしさを磨くために人に家事を任せるという概念が、その当時の日本にないことに遅れているなと感じたそうです。今はプライドやポリシー、ビジョンを持って自分らしく生きている女性が多い時代。女性はいつも笑っていて欲しい。子どもを産み育てて、自分らしく美しく仕事もし、同時に自分の家族も大事にしたい。しかしどれも責任重大!「すべてパーフェクトにやりたいと思ますが、続けるには限度がありますよね。その中で、女性にとってエンドレスで続く“家事”というストレスは大きいと思うんです。」

「必要なときに必要なだけ安心して使えるサービスはどこにあるのかしらと言っていたら、主人に『社会が必要としていて、そのサービスがないなら作ろうよ』と言われたんです。私が常々考えていた“ガンバル女性を応援することにエネルギーを使いたい”というのはこのことじゃないかと。納得のいくメイドを育てることで、世の中のがんばる女性のためになるのではないかと私も思い始めたんです。女性の笑顔がどれだけの人に勇気を与えられるか。母親が妻が笑っていると、子どもも主人も機嫌がいいものです。そういった『HAPPYバランス』のツールとしてこれからの日本社会に“家事代行サービス”が必要になってくると確信しました。」

“家事代行サービス”の会社を作ろうと提案したご主人は現在潟xアーズの社長。有言実行型でひとつ年上のご主人とは18歳の時に出会ったそうです。「6年付き合って結婚して14年経つのでもう20年主人とは一緒です。夫婦というか、彼と私は二人合わせて一人前というところがありますから20年の歳月もあっという間でしたネ。夫婦円満の秘訣は、実は自分自身が“カワイイ心の女性“でいることを努力、意識することかも…と最近思います。彼は私をよく見ています。今日はいい顔してるなとか嫌な顔してるなとか・・・。お互いをよく見、よく話し、コミュニケーションすることが大切なのではないでしょうか。」  会社設立は二人目の娘さんが生まれたばかりの頃。高橋さんは当初、会社設立に消極的でした。「彼は私の15倍ぐらいエネルギッシュで熱くて、上司としても仕事のパートナーとしても尊敬できる男性です。そんな彼についていくのは大変ですけどね(笑)。」 社長(ご主人)とビジョンは一緒。でも考えかたはそれぞれ違う。「両方の意見をすり合せていって、コミュニケーションをとる事が大事。二人で続けていけるのは『家事代行というなかったものを二人でつくって、多くのご家庭と社会に笑顔を創出する』ということが目的だから。夫婦だからではなくて同志ということで長く続いているんだと思いますよ。」

ベアーズでは家事代行サービスを“ロイヤルメイドサービス”と定義。そのサービスをもっとプロフェッショナルにさせていくことを目標に、「一人でも多くの人の笑顔の創出に貢献できるようがんばりたいです。今年の私のテーマは“キラキラ輝く”。自分がキラキラ輝いていないと相手にもキラキラ輝いてもらえないと思うんです。相手にも何かを望むときはまず自分が変わらなければ。」

子育てと仕事については、一貫してポリシーを貫けるかどうかによるとおっしゃる高橋さん。子どもと接することは量より質。「私の場合は立場的にどうしても仕事をしている時間が長いですが、その仕事へのエネルギーは全て家庭が源であると考えています。子供を育てることで沢山の『気づき』があります。それは会社の経営を通して社員に与え、与えられる『気づき』があるのととても良くて似ています。私を信じて付いてきてくれる我が子と社員の為にもいつまでも、どんな時も私も『健全な笑顔』でいたいと思います。まさに『育児を通して育自』ですネ。」


2007.4
 

Q1. いま一番やってみたいことは?(仕事・子ども以外で)
サッカーの集中トレーニング合宿。息子がサッカーをしたのがキッカケで応援していたママたちが集まってチームをつくってしまったんです。2年半くらい前にママさんサッカーチームを立ち上げ、今30人くらいのメンバーと楽しんでいます。学年を越え、学校を越えた親同士のコミュニケーションだけではなく、もうひとついいことは息子とサッカーを通じてコミュニケーションをとることができるのが嬉しい。という事で時間を作っていつか通常1泊2日/年を、思い切って1週間くらいやりたいですね。
Q2. 健康や美容で気をつけていることは?

愛犬とのウォーキング。有酸素運動で健康にも良い。あとは水をいっぱい飲むことを心掛けています。
Q3. 最近読んだ(観た)中でおすすめの本(映画)は?
映画「墨攻(ぼっこう)」。
単純なストーリーの中に、「集団の中で上に立つものの人としてあるべきものは何か。有言実行でなければならない。ビジョンがなければならない。」というようなことを学ばせてもらいました。“熱い”映画好きですね。景色の壮大さも見ごたえありますよ。
本「ほめ言葉ハンドブック」。
ほめるってことは相手のことをわかった上で言わないといけなし、ほめられていやな人はいない。言葉ほどありがたい愛情表現方法はないと思うんです。自分の気持ちを言葉できちんと表現することがあまり得意ではない日本人(ビジネスマン)には嬉しいお勧めの一冊です。

Q4.お気に入りの一品を教えてください。
アイポット、デジカメ、携帯電話(2台)。携帯2台はプライベートと社員とのホットライン用に分けています。
Q5. 気分転換の方法は?
海や空など自然と一体化させて地球の声を聞くということ。少しでも時間がとれる時は子どもや社員たちと過ごすことが一番楽しく幸せな時間です。




 
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