笑顔がとても魅力的な高橋ゆきさん。妻、母そして50名の従業員の信頼を受け、専務取締役として忙しい毎日を送っています。「気分転換の方法は・・・常に新しいことをして気分転換しています。」と人生を楽しんでいる様子。「高橋ゆきの人生は“幕の内弁当”なんです。日々喜びと嬉しさと悲しさと怒りと・・・一日に全部入っているんです。」
23歳の頃、出版会社の企画で約1ヶ月半滞在した香港でのことでした。「なんてアグレッシブでポジティブなエネルギーがいっぱい詰まっている場所なんだろうと感激したんです。ココは私にぴったりだって思いましたね(笑)。その時は3年後、香港に住むことになるなんて夢にも思いませんでした。」人生は自分が選べばその通りになると感じた瞬間でもありました。
結婚後、26歳で香港の商社に転職した時はご主人も同じ会社に転職。お腹の中には赤ちゃんも・・・。「妊娠が分かった時、ポジション降格か帰国をせまれるという思いからなかなか上司や同僚に伝えられなかったんです。Aラインのワンピースを着て体形を隠したりしていました(笑)。でもその時の社長さんが『子どもを産むとより深い良い仕事が出来るんだよ』と前向きな話をしてくれて・・・。自分の心がけとビジョンをしっかり持っていれば妊娠はすべてプラスのエネルギーを持ち込むから、不安に思うことはないとも言われましたね。でも『働くママになるならメイドを雇いなさい』と言われた時はかなり戸惑いました。家の中のことを他人にさせるの?お金を出して家事をさせるなんてぜいたくじゃないかしら?と思ったり…。でも彼女(メイドさん)がいてくれたおかげで、主人にも寛大になれたし子どもにはいつも笑顔のママでいられて『自分らしく』仕事を通じて社会に貢献できました。」 香港は共働き夫婦が多い。でも、女性はキャリアを積みながらも確実に家族も作り、その上キレイに働いているとか。そのベースの力になっているのが“メイドさん”。「あなたは私の家事のパートナーよ」とメイドさんとの信頼関係を構築していくことによって、自分にとって最大の味方でもあり良いバランスを取るための大切な存在になっていったそうです。
帰国後、2人目を妊娠していた高橋さんは香港からオファーがあった仕事をする予定になっていました。1人目を妊娠していた香港のときにくらべると東京という住み慣れた街に不安はないはずでした。「香港で利用したメイドのシステムが東京ならきっとあると思っていました。でも探しても探しても香港では普通にあったサービスが当時の日本には存在しなかったんです。当時あったのはお掃除専門のハウスクリーニングとビルメンテナンスの会社ばかり。私が求めていた日常の掃除から始まって買い物や料理、洗濯にアイロンがけ、お子様のこと、ペットの世話、植物の手入れなど一般の家庭でのママのお仕事代行をしてくれる“家事代行サービス”の専門業者はありませんでした。」
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