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mamalive Interview
ベジフルビューティーアドバイザー 安原ルリ子さん
安原ルリ子さん


1973年広島生まれ。公務員として教育・年金・福祉行政に携わる。日本初ベジフルビューティーアドバイザー。ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスター。季節の野菜・果物を取り入れた食のおもてなしレッスンの講師をはじめ、食育、インナービューティーの講演や執筆、野菜レシピの開発など多岐に渡って活躍中。月刊誌『空手ライフ』にてコラム連載中。

  安原ルリ子さん  

10年間働いていた市役所では、「いつも自分の居場所を探していた」と言う安原さん。「入所して担当した仕事は当時女性では初めて受け持つ業務で、とても責任感のある、やりがいのある仕事をしているという充実感はありました。でも公務員という仕事は『全体の奉仕者』でなければならない。市役所で働くということは市民のために仕事ができてなんぼの世界なわけですよね。本当にすばらしい仕事であると思う反面、さまざまな葛藤がありました。仕事のキャリアが増えていけばいくほど、だんだん、このままでいいのか、自分のやりたいことや目指しているものはもっと別のところにあるのではないか、と自分に問うことが多くなってきて。公務員という見た目の安定さとは裏腹にいつも満たされない閉塞感があったんです・・・。」 そんな中、転機が訪れる。きっかけは出産と、ご主人の転勤。このまま仕事を続けるか、どうするか。安原さんの自分探しはここから始まった。「タイミング良くすべてが重なったんです。育児休暇もいただけることになり、もう一度自分を見つめなおすチャンスだ、と思いました。このときから、自分の中で何かがはっきりと変わった。本当に転機だったと思います。」それからの安原さんの行動は早かった。

「やはり家族一緒にいるのがベストだと思い、退職することにしました。そして、とにかく今は自分の好きなことを学び、力をつけ、まずは何か形になる資格をとろう、と思ったんです。」そんな矢先、何気なくめくっていた雑誌で、あるタレントが野菜ソムリエという資格を持ち、活動しているのを知る。安原さんは、野菜ソムリエっておもしろそうだな、と興味を持った。それからしばらくしてたまたま見ていたテレビで、その勉強をしたいという思いは確実なものになる。テレビに映っていたのは、92歳の現役美容家さん。野菜・果物中心のバランスの良い食事に替え、健康美容に気を使っていた。「90歳を過ぎているのに、画面から溢れんばかりに生き生きと女性として人生を楽しんでいらっしゃる様子が伝わってきて、健康や美しさって年齢じゃないなって思ったんです。何歳になっても生き生きと輝いている人って、みなさん食事に気を使ってらっしゃいますよね。昔から祖母や母の影響もあり野菜に惹かれるものがあったのですが、ますます野菜果物の持つ魅力やパワーを感じました。それで、健康でいるためだけでなく、これからはいつまでも若々しくいるための美容の面でも野菜果物は絶対に必要ではないかと思い、その奥深さを学んでみたいなと思ったんです。」

ご主人もご両親も安原さんの思いを理解してくれ、協力的にサポートしてくれた。「本当のところ、私が言い出したらきかないから、半ばあきらめてくれて受け入れてくれたんでしょうね(笑)。」息子さんを実家に預け、自宅のある広島から大阪のスクールまで、毎週新幹線と電車を乗り継ぎ、2ヶ月通って講義を受ける。「毎回すごく講義が楽しくて、本当に長い時間もあっという間でした。」そして、講義修了と同時にまもなく東京へ引っ越す。上京して資格試験を受け、晴れて「ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスター」を取得(日本ベジタブル&フルーツマイスター協会認定)。ベジタブル&フルーツマイスターとは「野菜と果物の美味しさや楽しさを理解し伝えることの出来るスペシャリスト」のこと。当たり前のように口にする野菜や果物に秘められた魅力をわかりやすく伝え、日常生活での楽しみ方を導いてくれる。

安原ルリ子さん
 

 

 

 

 

 

 

 

安原ルリ子さん

 

 

野菜ソムリエになって安原さんの日常生活にどのように変わったか聞いてみた。「できるだけ新鮮で、安全なおいしい野菜を調べて宅配で頼むようになりましたね。それと食事のバランスも以前より考えるようになりました。食べ物が変われば、心も体のあり方も変わります。野菜果物を食べると、体が浄化され軽くなるのはもちろん、精神面でも変化が起こるんです。体が浄化された分、感覚が研ぎ澄まされるのか、私の場合、本当に勘が冴えるようになったんです(笑)。」透き通るような白く美しい肌やスレンダーなボディはその食生活からかもしれない。「この仕事を通して出会う人が素敵な方ばかりで・・・。中でも同じ野菜ソムリエ仲間の方は、外見も精神面も生き生きとして、年齢よりも若く見え魅力的なんです。やっぱり野菜パワーなのかな(笑)」

さらに安原さんはベジフルビューティという講座も受講する。安原さんの思い描いていた野菜と果物が美容に直結しているという内容の講座だ。その傍ら協会主催の、あるイベントに参加する。このイベントに参加したことがきっかけで、野菜果物の魅力を伝えていく仕事の楽しさに目覚め、こういう仕事に携っていきたいと意欲が湧く。「それと同時にすばらしい出会いがあって。イベントの仕事を見てくださったスタッフの方から『今度、こういう仕事があるんだけど、やってみない?』と声を掛けていただいて。急に仕事が舞い込んできたんです。」その後は協会のイベントに参加し講演したり雑誌の執筆活動をしたり順調に進んでいく。「でも、悩んだ時期もあります・・・。」ジュニアマイスターというのは野菜ソムリエの初級資格。もっと上の資格を取ってキャリアを積んでないと野菜ソムリエとはいえないのでは、仕事もできないのでは、と。しかし、そういうことではないと安原さんは気づいた。「結局、資格ではないんですよね。自分がどういう仕事ができるか、それによって何を伝えられるかなんだな、と。キャリアがなければ自分で積んでいけばいいし、私はこれまで野菜とは全く関係のない世界で仕事をしてきたけれど、逆にそれを今に生かす努力をしようと。今まで自分が培ってきた経験、自分が持っているものを今ここでそのまま活かせるかが大事なのであって、それでいいんだと自然体になれたのが良かったみたいです。」

人との出会い、つながりを大切にする安原さん。お仕事では協会の方々や野菜ソムリエ仲間たち。プライベートではご主人を始めママ友。仕事でどうしても息子さんを見てあげられない時はママ友にお願いしたり、ママリブバルコニーの一時預かりを利用して、ご主人にお迎えを頼んだりすることもしばしば・・・。「夫はがんばっている私を応援してくれる一番の理解者。可能性が広がるなら、やってみたら?と、協力してくれる人。だから、こうやって仕事ができるのだと本当に感謝しています。」ご家族には旬の野菜や果物を使った料理を振舞うことで恩返し。

野菜ソムリエというと“食のイメージ”が強いが、安原さんの目指すものは少し違う。「野菜果物が持つパワーが美容や健康にどう影響するのかを伝えたいんです。そして、この仕事を通して、これから自分の夢に向かってがんばりたいと思っている人たちを励ますような活動を広くしていきたいと思っています。実は密かにあたためている夢があるんです(笑)。」 最後にママリブ読者の方へのコメントをもらった。「夢へのチャンスは誰にでも平等に訪れます。ただ、ほとんどの人がそのチャンスが目の前に来て肩をたたいていても気づいていないだけ。日々起こる出来事に感謝し、自分を本当の意味で大切にしている人には運は自然とひらけて行くもの。どうかみなさんの人生がしあわせいっぱいの光に包まれたものになりますように。そして、同じこどもを持つママとしてせっかくの子育て、お互い十分に楽しみましょう!」安原さんに憧れて野菜ソムリエになる人もすぐに現れそうだ。今後の更なる活躍が楽しみである。


2006.12.04
 

Q1. いま一番やってみたいことは?(仕事・子ども以外で)
旅行です。南の島・・・ランカウイ島なんかいいですね。何もないところで家族でのんびりと過ごしたいです。
Q2. 健康や美容で気をつけていることは?

いつも好奇心を持ちつづけること。睡眠。ベストは8時間くらいかな。
Q3. 最近読んだ(観た)中でおすすめの本(映画)は?
絵本「ありがとう ともだち」
オオカミとキツネの友情のお話ですが、笑いありちょっぴり涙あり・・・
読んだあと心があったかくなります。親子で読めるのでぜひ。
あと、前田義子さんの「強運に生きるワザ」。軽快な語り口と潔い生き様がかっこいい!
何度も読み返しては人生の参考にさせていただいています。

Q4.お気に入りの一品を教えてください。
NARUMIの「セラミック鍋」。
 ある撮影で出会ったのですが、形もシンプルでおしゃれ。
 直火はもちろん、電子レンジやオーブンにもそのまま入れて使えるし、これからの季節鍋物が多くなるのでぜひオススメ!お料理を鍋のまま出しても美しく、お値段もお手ごろです。 。

Q5. 気分転換の方法は?
ハッピーな気分になるお気に入りの音楽を聴いたり、部屋の掃除をすること。 部屋の掃除って結構体を動かすし、部屋がキレイに片付いていると、身も心もさっぱりして頭の中がクリアになりアイデアも湧いてくるんです(笑)。
 あとお風呂に入ってあったかい湯気に包まれていると、心も潤って気分転換になります。 お風呂に入るのって「いらないものは水に流す」って感じなのかも。 だから落ち込んだときもオススメです。




 
安原ルリ子さん