楽しく生きる、カッコよく生きる 
mamalive Interview
デイトレーダー 吉田薫さん
吉田薫さん
吉田薫さん



1970年、福岡県生まれ、東京育ち。広告代理店に6年間勤務。2000年、半年限定で広尾にダイニングバーを経営。看板のない業界人の集まる店として大盛況だったのだが惜しまれつつ終わる。2001年5月に結婚。本格的にデイトレーダーとして取引をはじめ、知る人ぞ知る存在に。現在は1歳6ヶ月、6ヶ月の二児の母でもある。

株 吉田薫さん  

“株をやっている”というと堅く、難しい世界にいるように思えるのだが「私も最初は何も知らなかったんですよ」とにこやかに微笑む吉田さんは、そんなイメージからはほど遠い。「代理店に勤めているときは他の人と一緒で、どこのお店のご飯がおいしいかな、とか、ファッションのことにしか興味がありませんでした」

吉田さんが株を始めるきっかけを作ってくれたのはおばあさんだった。「祖母はゼロの状態からひとりでビルまで建てたやり手の女性で、株の運用もしていました。6年前のある日押し入れから株券を出してきて『これで株の勉強をしなさい』と渡されたのです」何も知らなかった吉田さんは大手証券会社に相談し、口座を開設した。ちょうど世間はITバブルの頃。「証券会社の人に言われるままIT株を買って、すぐに儲かって」それも少しの間で、すぐにITバブルは崩壊、資金は三分の一まで落ち込んだという。「このままじゃいけないと思い、猛勉強を始めるきっかけになりました」

片端から本を読み、知り合いの証券マンに話を聞き・・・と学習を積み重ねていくなか、ある日、今までチンプンカンプンだった日経新聞に書いてあることがわかるようになったという。読めなかった英語がすらすらと頭に入ってくるように。「理解できるということがすごくおもしろくなって。経済・金融情勢・世界情勢のことがわかるようになりました」今まで興味のなかった世の中の仕組みが株をやることによって見えてきたという。それから途端に面白くなって、本格的に株に熱中することに。

仕事をしているときは時間もなかったが、結婚し時間ができたことをきっかけに、本格的にデイトレーダーとして株を運用するようになった。インターネットを主に活用していたので、一人目の息子さんを出産しても変わらなかった。「株を運用することで広い視野を持つことができました。社会の動きに目を向けていないと株はできませんから。常に社会とつながっているというのがいいですね」子育てだけではない世界を持つということは自分の自信にもつながっていく。「子どものこと、ファッションのことなどをママ友達と話すのももちろん楽しいのですが、それとはちがう経済の動きや社会のことをママ友達以外の方とお話できるのは、自分自身にとって貴重な時間だと思います」

吉田薫さん
 
経済新聞


二人目を出産してからは自分の時間もかなり制限され、以前のように一日中株を運用できる時間はなくなった。「今は市場が始まってから一時間が勝負。そのために前の晩から作戦を練ってどこの企業が狙いかピックアップします」吉田さんは朝起きるとワクワクするという。今日はどんな一日になるかな、今日はどうしようかな、と考えるだけで楽しいそうだ。朝は5時には起きる次男にミルクをあげながら経済番組をチェックすることも。吉田さんの笑顔の秘密はそのあたりにあるのかもしれない

「女性は流行に敏感なので株に向いています」と吉田さんはいう。「たとえばセオリーという洋服ブランドがありますよね。母体企業が一ヶ月ほど前に上場し、今は上場した頃の倍以上に値がついています。女性だったらよく知っているブランドだと思うのですが、男性はほとんどの方が『?』。また、最近だったら寒天ダイエット。スーパーでは売り切れのところが多いと、興味のある人だったらご存知ですよね。『これは流行る!』と思ったら『寒天に関連する企業』を調べて株を買ってみる。女性の方が世の中の動きに敏感だと思います」

銀行の定期預金が0.02%〜の時代。「一年間100万円預けて200〜300円しか利子がつかない。だったら自ら投資運用してみてはどうでしょう。一年間トータルで300円以上の収益がでれば良し、という簡単な目標設定を持てばだれにでもできますよ」しかも、今はパソコン一つで市場につながる時代だ。「興味さえあれば、だれにでも平等に可能性がある時代です」パソコンは世界とつながる。株を学ぶことで社会の動きが見える。家にいながら社会とつながり、しかもお小遣いを増やすことができたら・・・時間の制約が多い主婦にはとてもうれしい。

「人と接することが好き」という吉田さんは息子さんが大きくなったら、ビジネスを本格的に拡げていきたいという。「株を運用していることで人とのネットワークも増え、どんなことでもチャレンジできるという自信がつきました」それは株というツールを使って世界を知り、社会とつながることができたからだろう。子育てで家にいると社会とギャップが生じると耳にしますが、それはなくなります」と自信を持って吉田さんはいう。「リスクがこわいっていう人がいるけど、結婚にもリスクは伴いますよね(笑) 」

吉田さんは最後に「興味があれば、少しのきっかけで変わることができる!」と、笑顔を向けてくれた。何も知らなかった自分が社会とつながるツールを手にできたことで強くなれた。それは一つのきっかけを逃さず勉強してきた自信があるからこそだろう。「でも、特別なことじゃありませんよ。私のようなママトレーダーがもっと増えるといいですね」吉田さんはすでに新しい世界に目を向けている 。

2005.8.1
 
バッグ
 
Q1. いま一番やってみたいことは?(仕事・子育て以外で)
南の島で大好きなゴルフを一日中したいです。
(当分無理だとは思うけど)。

Q2. 健康や美容で気をつけていることは?
睡眠!あとはパソコンを見る時間が長いので
ブルーベリーを食べること。
週一回のマッサージもかかせません。(肩が凝るので)

Q3. 最近読んだ(観た)お勧めの本(映画)は?
マイ・ドッグ・イズ.スキップ
飼っている犬と同じジャック・ラッセル・テリアが主人公なんです。
子どもが生まれる前に主人と二人で観て、
昼間から二人で抱き合って泣いてしまいました(笑) 。

Q4. お気に入りの一品は?
代官山の「ペコ」というピザハウスの
チキンクリームピザ。
芸能人もきてますよ! 。

Q5. 気分転換の方法は?
仲の良い女友達と食事をすること!!
仲の良い女友達がいっぱいいるんです。
みんなで楽しく食べて話をして・・・貴重な時間です 。