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mamalive Interview
ラ・フロリクチュール フラワーデザイナー 湯田慶子さん フラワーアレンジメント
湯田慶子さん


大阪生まれ。36歳。高校卒業後、「桂由美」大阪スタッフとして勤務。ブライダルの仕事を通 じてフラワーに興味を持ったことから、6年後に勉強のため単身パリへ。数多くの「フルール メゾン」で習得した知識と経験、さらに独学で培ったセンスを生かし、帰国後フラワーショップを経営。フリーでの活動を経て「ラ・フロリクチュール」(“花のオートクチュール”花の創作人を意味)を設立。現在、ブライダルブーケ&デコレーションの創作、プライベートレッスンをはじめフラワーデザインの世界で活躍中。幼稚園に通 う息子さんの母親でもある。

湯田慶子さん 湯田慶子さん  

「人通 りが多くないこと、全面ガラス貼り。この2つはどうしても譲れない条件でした」と語るのは、ブライダルブーケやフラワーレッスンを中心としたフラワーショップ「ラ・フロリクチュール」を営む湯田慶子さん。今から5年ほど前、クリエーターの友人たちと、空間や映像のプランニングを手掛けるご主人とともにつくり上げたショップだ。
「ウェディングを控えたカップルは、1年前から相談に来られることも。だからゆっくり落ち着いてお話が聞ける、そんな空間にしたかった。ガラス貼りにこだわったのは、美しい花を創作するという仕事のすべてを見てもらいたかったから」

湯田さんは言葉を選びながら丁寧に話す。10代の頃からデザイン、美を追求したいという思いが芽生え、卒業後、憧れのウェディングデザイナー・桂由美のもとでドレスの仕事を始めた。次第にウェディングブーケや花への興味が深まり、20代半ばには、パリに渡りフラワーデザインを独学で勉強した。パリの伝統的なデザイン、昔から好きだった日本のわびさびの世界、そして独自の感性を融合させた作品。白とグリーンを基調にした彼女のデザインに魅了される人は多い。
「自然に育まれ、自然の中でこそ一番美しい花やグリーンを使うのだから、ブーケやアレンジメントのデザインは、それ以上に美しく仕上げてあげたい。小さなオーダーでも大きなオーダーでも、花やグリーンを手にする人のことを思いながら、すべての仕事において同じ心でデザインしていきたい」

湯田慶子さん
 
フラワーアレンジメント


流されることなく、自らのスタイルを見いだしていく彼女のスタイルは、仕事だけでなく子育てにも通 じるものがある。ショップをオープンする頃、一人息子の安樹(あんじゅ)くんを身ごもった。お腹の子どもを気遣いながらも、臨月ぎりぎりまで仕事を続けた。
「息子を生んで1ヵ月後に仕事に復帰しました。保育園に預けたのですが、できる限り子どもと過ごす時間を大切にしたかったし、息子には私のすべてを見せたかった。だから保育園が終わったらお店に連れてくることにしたんです。ディスプレイのようにクーファン(簡易式ベビーベッド)を店内に置いていたこともあります(笑)」

今、安樹くんは幼稚園に通っている。幼稚園が終わるとお店に来て、絵を描いて楽しそうに過ごしている。ここでは大きな声で騒いだり、お花にいたずらすることもない。
「小さいときから、ここで花やグリーンも生きていることを教えてきました。お店に足を運んでくださったお客さまに息子を紹介してきました。子どもがいることを隠すこともしないし、子どもが店にいてもいいという方をお客様としてお迎えすればいいと思ったのです」
湯田さんは、小さな子どもを持つ女性のために、子どもと一緒にできるレッスンをスタートすることにした。こういった仕事の成り行きを、子どもが人生の中でいい流れをつくってくれていると語る。

子育ても仕事も、ひとつひとつ自分でつくりあげてきた。そのスタイルに正解もマニュアルもない。
「ちょっとした心のゆるさがデザインに現れるため、人任せにできず自分の目の届く範囲で仕事してきました。でもこれからはもう少し人に任せて、主人と一緒に、環境に配慮した花やグリーンのある空間全体のコーディネイトをしていきたいですね」
仕事へのこだわり、ご家族への想いが、自然に言葉となって現れる。大切なものを大切にしてきたことで、今、フラワーデザインという枠を超えた新たな世界が広がっていく。

 
フラワーアレンジメント
 
Q1. いま一番気になることは?
インテリアです。
花やグリーンを取り入れた空間コーディネイトについて
もっと勉強したい。

Q2. よく出かける場所は?
友人が住んでいる京都の丹後地方。いいところですよ。
Q3. リラックスする方法は?
おいしい料理を食べに行くこと。
料理の美しさやお店の雰囲気がいい刺激になるんです。

Q4. 自分の長所・短所は?
どちらもこだわりすぎるところ。
Q5. 好きな言葉は?
「心の愛」です。

ラ・フロリクチュール
La Floricouture avec Keiko YUDA
ラ・フロリクチュール

大阪市西区新町1-13-3 
TEL. 06-4391-3228
e-mail ange@qk9.so-net.ne.jp