母親塾
鳥居晴美さん NPO法人 子供地球基金 代表「鳥居晴美」さん
<Profile>
NPO法人 子供地球基金(KIDS EARTH FUND)
代表 鳥居晴美さん

1955年東京生まれ、大学卒業後に結婚。 専業主婦として過ごすが、自分の理想とす る保育理念を持った幼稚園が見つからず、 自ら幼稚園をつくることを決意。1985年 にユニダ・インターナショナル・スクール を開園。1988年には、世界中で起きてい る紛争や災害で心に傷を負った子どもたち を救うために子供地球基金を設立。以来、 世界の子どもたちのために積極的なボラン ティア活動を行う。

子供地球基金HP http://www.kidsearthfund.org/

「子育ては自分流で良いと思うんです。自分の好きなように肩 の力を抜いて、自然なスタイルで子どもと向き合うのがベスト だと思います。子どもが悩んでいれば、一緒に悩んであげ る。 100人の子どもがいれば、100通りの子育てがあるわけで子育 てに正解はないと思いますね。」 「世界を回ってママを見てきた印象は『世界中のママが悩める 子羊』だと いうこと。 親が悩んだりぶれたりしていると、子どもに伝わるので、自分 流で自分の好きなように肩の力を抜いて子育てを自然なスタイ ルでするのが、ベストだと思っています。」 「子育てに 関してほとんど悩んだことがありません。」とおっ しゃる晴美さん。けれども息子さんの星さんの出産は人一倍大変だったと か。「星の出産は、本当に大変でした。



「こうしてはいけませんという禁止用語はなるべく使ってほし くないですね。愛情をそそいでいる子どもなのだから良いとこ ろと悪いところは、お母さんが一番よく知っていると思います 。だからその子の持っている、もっとも光るところを引き出し てあげてほしいですね。」 「星が見たいといった絵画は、本物を見せるために海外まで行 ったり、スポーツも生で見せてあげたりしましたね。」 手をかけすぎない。雑草のごとく自然にたくましく育てる。子 どもの要望があれば、なるべくその形に沿うようにしてあげる のが晴美さん流。



「星が小さい頃から私は海外に行く活動をしていたので、なか なか子どもと一緒にいる時間がなかったけれど、星は理解して くれて私の活動も応援してくれましたね。ずっと子どもと一緒 にいればいい、というものでもないんです。気持ちを共有出来 たりコミュニケーションがとれたり、愛情関係、信頼関係がき ちっと取れていれば、子育て中でも母親は自分のために何でも 出来ると思いますね。まずは、自分が幸せ。満足している人生 を送れているか。母親の生き方そのものを、子どもは見ていま すよ。」 「ママ同士の付き合いも関わる人は、選んでいいと思うんです 。誰と一緒に過ごすかは、自分の人生に影響を受けるので選ぶ のは当然。“妥協をしない潔い生き方”をしようと常に思って います」 『わが思いのままに生きる』をモットーとしている晴美さん。 母親が母親らしくすることで、子どもも自分自身も認め合うこ とにつながると思うそう。晴美さんは多忙な中でも、親子関係 をよりよく築く方法を見つけていたようです。自分が生まれて きた価値をどう表現していくのか、そう考えることが自分にと って大切。自分自身が社会に関わりながら、子育ても工夫次第 で可能になると晴美さんはおっしゃいます。







鳥居晴美さんの息子さん 息子さんの星さん
『いろいろな体験をさせてくれて、自由に自分の道を歩ま せてくれて感謝しています』


小さい頃のお母さんの印象はを「優しい母です。毎晩おいしい 食事作ってくれて、忙しい中でも時間を作って遊んでもくれま した」母親の晴美さんからみた星さんの23年間は反抗期の時期 もわからないくらい、きちんと感謝の気持ちを相手に伝えられ る素直な息子さんだったとか。星さんが振り返る晴美さんとの2 3年間を「社会的に貢献する活動をしている母親を見て、かっこ いいなと思いました。母親の活動は今も尊敬しています。いろ いろな機会を与えてくれ体験させてくれて、旅行にも連れて行 ってもらって…。様々なものを見せてくれた思い出がたくさん あることに感謝しています」
伊原純子 受講を終えて・・・

鳥居さんは、息子さんの星さんとは何でも話し合うオープンな関係だと言うことで、悩み事など相談されるそうです。
本当に、良い親子関係でうらやましいし、私も自分の息子とはそういう関係でいたいです。

鳥居さんがおっしゃった、「子どもは親の思うとおりにはなりません。一人で考える力を養うことは、大賛成」 「子どもの力を信じてあげることが大事なんじゃないですか。」
「知識を養うための勉強は、いくつになってもできると思うんです。自分の力で生き抜くたくましさは、 人間の魅力のひとつ。養うための経験・体験、想像を膨らますためのチャンスを、子どもには与えたいですね。」

というフレーズがとてもこころに残りました。

お二人は、社会活動を通じた経験や体験を通して家族以上の何かが間に生まれ、“同士”でいらっしゃるのだと思います。
とても素敵ですね。受講させて頂き、ありがとうございました。

 
バックナンバー